裁判員シンポでの取調べ可視化の訴え~佐賀県弁護士会
11月17日に佐賀市で開かれた裁判員シンポで、志布志事件で無罪となった藤山氏がパネルディスカッションの中で取調べの可視化の必要を訴えたとのこと。
鹿児島の冤罪被害者、シンポで取り調べ可視化訴える : 地域版ニュース九州 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2009年5月までに導入される裁判員制度について考える県弁護士会などによるシンポジウムが17日、佐賀市内であった。鹿児島県議選公選法違反事件(志布志事件)で無罪になった同県志布志市の会社員、藤山忠(すなお)さん(59)が参加したパネル討議があった。
シンポでは、松尾弘志・佐賀県弁護士会長が参加者約60人を前に「無実の人に刑を科されることがないような環境の整備をする必要がある」とあいさつした。
パネル討議には、藤山さんと、自白調書などから供述の真偽を鑑定する花園大の脇中洋教授(法心理学)、一般市民代表として佐賀市の主婦小副川ヨシエさん(71)らが参加。藤山さんは自分が経験した、警察が家族の名前を書いた紙を踏ませて自白を強要した取り調べについて「警察による犯罪行為」と厳しく批判。「同じような問題が二度と起きないよう、録画、録音による取り調べの可視化を」と訴えた。
また、元被告男性の無罪が確定した北方町(現武雄市)の3女性連続殺人事件などを題材に、一般人が裁判員に選ばれた場合の証拠採用の難しさなどを話し合った。
脇中教授の講演もあり、冤罪(えんざい)を生まないため「容疑者が自発的に話ができるような質問をすることが捜査機関に求められる」との考えを示した。
=2007/11/18付 西日本新聞朝刊=
2007年11月18日00時32分
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