密室での虚偽供述の強要

asahi.com: 鹿児島県警、ウソの供述を強要 県議選違反事件 - 社会

 記事によれば、この県議選違反事件は警察による「でっち上げ」事件ということになる。検察庁は知っていたのか知らなかったのか(やはり警察と検察の関係も曖昧でなく明確にしないといけないようにおもうが…)。
 現在も、捜査官の思いこみ、予断と偏見で捜査が行われているというだけでなく、捜査官の描くストーリーに沿うよう供述させられることを如実に表している。また、このような取り調べがえん罪を生むことをも証明している。密室での取調べの恐ろしさを端的に示している。

 取調べの可視化は、文字通り、取調べの全過程を誰もが見える状態にすることである。取調べの全過程において権利保護と適正手続が行われるよう監視する、あるいは監視可能にすることである。それ故、被疑者・被告人の取調べのみを可視化するにとどまらない。参考人の取調べも例外でない。
 記事の男性は、虚偽供述を強要されたという。密室での取調べの弊害は発覚しなければ明らかにならない。それが一番の問題である。密室での取調べが録画録音されていたら、検察官が警察による「でっち上げ」事件を事前にチェックし、これを正すことができたのではないか。密室での取調べが録画録音されていたら、被告人に仕立てられた人たちの無罪が、刑事裁判の法廷で、早期に実現されたのではないか。

 取調べの可視化、その実現はまさしく喫緊の課題である。

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