年末年始のトピック
チェックできていなかった年末年始のニュースを少し。
県警で03年5月、男性容疑者の足に机を落としたり、預かり保管中の携帯電話の電源を勝手に入れてプライバシー情報を調べる違法捜査があったとして、奈良弁護士会(福井英之会長)が県警本部に警告書を送っていたことが4日、分かった。同弁護士会は特別公務員暴行致傷罪や、通信の秘密を保障した憲法違反にあたる重大な人権侵害として、再発防止を求めている。
警告書によると、県警本部の警察官2人が03年5月31日午後3時40分ごろ、桜井署の取り調べ室で、奈良市(旧都祁村)内の会社員宅を燃やしたとして現住建造物等放火容疑などで取り調べを受けていた男性(43)に対し、机をけって右ひざにぶつけたり、机を持ち上げて左足の上に落として、左足に3日の皮下出血のけがを負わせた。また同月23日から26日、男性容疑者の同意なく、同署留置管理係で預かり保管中の携帯電話の電源を数回入れ、発着信や電子メールなどを捜査した。
男性は当初から容疑を否認し、その後処分保留となった。奈良弁護士会が、男性からの人権救済の申し立てを受けて当時受診した医院や携帯電話会社に照会し、事実と認定したという。
県警は取材に対し、コメントしていない。
【中村敦茂】 1月5日朝刊(毎日新聞) - 1月5日17時10分更新
今年8月に広島地検の接見拒否に対する損賠訴訟を起こした広島弁護士会の今枝仁弁護士が28日、別の容疑者との接見でも妨害があったとし、国に慰謝料など110万円を求めて広島地裁に追加提訴した。同弁護士会の足立修一弁護士も同日、同様に慰謝料など110万円を求めて同地裁に訴訟を起こした。
訴状などによると、今枝弁護士は今年10月、器物損壊などで逮捕され、送検された男性容疑者との面会を求めた。だが、地検は接見室がないことを理由に、取り調べ室で検事立ち会いでの面会を指定したという。
原告側弁護団によると、同弁護士会は先月、地検に接見室の設置を求めたが、拒否されたという。久保豊年弁護団長は「接見は弁護活動の生命線。接見室がないなら、空き部屋を利用するなどして接見させるべき」と話している。
【田中博子】
12月29日朝刊(毎日新聞) - 12月29日17時20分更新
須賀川署員が捜査報告書を偽造するなどしていた事件で、福島地検は27日、本宮町、無職、松本清洋元巡査部長(40)を虚偽有印公文書作成、同行使などの罪で福島地裁に在宅起訴した。
起訴状によると、松本被告は同署地域課勤務だった03年7月から同11月にかけて、占有離脱物横領事件で、参考人を取り調べたように装った虚偽の捜査書類6通をねつ造し提出。04年3月から05年9月までの同署交通課勤務中は、業務上過失傷害事件で、容疑者が供述したように装い虚偽の捜査書類5通を作成して提出するなどした。
同地検は「捜査書類の信頼性を揺るがす行為」としている。
【西嶋正法】
12月28日朝刊(毎日新聞) - 12月28日16時16分更新
山形署の巡査部長=停職6カ月、依願退職=が、逮捕された容疑者の男性の妻と性的な関係を持ったとして、準強姦(ごうかん)の疑いで書類送検された事件で、妻の代理人の佐藤欣哉弁護士が19日午後、記者会見を開き「職務を利用した卑劣な行為。停職6カ月は甘すぎる」などと批判した。
佐藤弁護士によると、巡査部長は昨年12月、「被告人のことで話がある」と妻を呼び出し、モテルで性的関係を持った。妻は「夫に不利益になる」と抵抗できなかったという。その後「会ってくれてありがとう」などと頻繁にメールが来るようになった。
また「刑事第1課に来てくれ」と言って妻を呼び出し署内の個室で胸を触るなどのわいせつな行為をした。男性の取り調べでは「おまえは妻に愛されていない」などと話したという。
(共同通信) - 12月19日16時43分更新
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