愛媛県警 Winny流出ファイル/取調べ要領

「調べ室に入ったら自供させるまで出るな」、「否認被疑者は朝から晩まで調べ室に出して調べよ。(被疑者を弱らせる意味もある)」

などを、取調べ要領として記載し、警察官に指導していたらしい。密室での「自白の強要」は警察の取調べの王道だったのだ。

 今般、愛媛県警(愛媛県警察ホームページ)はWinny流出ファイルに関する調査結果をまとめた(こちら:PDFファイル)。
 調査結果には上記の部分しか掲載されていないが、その余の内容についてはこちらのサイトが詳しい。

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士:愛媛県警作成の手引書入手~「自供させるまで取調室出るな」

 調査結果には、取調べ要領についての弁解がるる述べられているが、全く筋が通っていない。取調べで「自白の強要」がなされているという疑念を払拭するだけの弁解でないことは疑いない。仮に弁解が真実なら、あるいは仮におよそ取調べで「自白の強要」がないと主張するのであれば、警察での取調べ過程を録画・録音することにより可視化するのに何の支障もないはずであろう。むしろ、取調べの可視化により警察の権威を回復できるように思うが、どうだろうか?。

 なお、調査結果によれば、

愛媛県警、Winny流出の調査結果~供述調書など約6,200人分の氏名が流出

 流出したのは、1)自動車ナンバー自動読取照合装置(通称Nシステム)に関するもの、2)GPS発信器を利用して捜査対象者の位置検索を実施したことを示す報告書、3)捜査で使用するために運転免許写真の提供を依頼した文書、4)窃盗前歴者の動向や実態にかかわる情報、5)窃盗犯の取締りに関する検挙目標を記載した文書、6)「否認被疑者は朝から晩まで調べ室に出して調べよ。(被疑者を弱らせる意味もある)」などと記述された取調べの要領、7)捜査協力者への謝礼交付に関するもの――など。

とのこと。取調べ要領は流出ファイルのごく一部であり、様々な多数の捜査関係資料が流出していることがよくわかる。

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