取調べ可視化 最前線

起訴後の取調べと「弁護権侵害」

 記事によれば、起訴後弁護人が被告人の取調べを拒否したのに任意の取調べをしたのは弁護権の侵害だとして、弁護人たる弁護士が国と福島県に対し200万円の損害賠償を求める国家賠償訴訟を福島地裁郡山支部に提起したとのこと。

起訴後の取り調べ「弁護権の侵害」と提訴 — 社会ニュース : nikkansports.com
asahi.com:「弁護権侵害」国と県を提訴 – マイタウン福島
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河北新報ニュース 「起訴後も取り調べ、弁護権侵害」 郡山の弁護士が提訴

国賠提訴:取り調べ不当「須賀川署は通告無視」 弁護権侵害、弁護人が主張 /福島
 1月6日13時2分配信 毎日新聞

 取り調べをやめるよう須賀川署に内容証明郵便で通告したのに無視された――。
 5日、国と県を相手取り、地裁郡山支部に国家賠償請求訴訟を起こした郡山市の斎藤利幸弁護士(54)は会見を開き、取り調べの違法性と弁護権侵害を訴えた。

 斎藤弁護士が弁護人を務める鏡石町の会社役員、滝口重被告(45)=業務上過失致死と道交法違反(酒気帯び運転)罪で既に起訴=は06年11月23日夜、飲酒運転し近くにいた妻陽子さん(当時43歳)をはね死亡させた。滝口被告は須賀川署に逮捕され、地検郡山支部は06年12月14日、地裁郡山支部に滝口被告を起訴した。

 訴状や会見によると、斎藤弁護士が起訴翌日の同15日、滝口被告と接見したところ、同14、15日に遺棄致死容疑で取り調べを受けたことが判明。斎藤弁護士が須賀川署に内容証明郵便で「起訴後の被告人の取り調べは刑事訴訟法198条により違法なのでやめてほしい」と同16日に通告した。

 しかし同18日に地検郡山支部の担当副検事から「取り調べをしているのは起訴事実と違うので調べを継続したい」との電話があったという。須賀川署は同19日にも滝口被告の取り調べを行った。斎藤弁護士は「補充捜査をするのは構わないが、被告人を取り調べるのは逸脱している」と捜査機関の違法性を訴えた。

 一方、斎藤弁護士は捜査機関に「どうしても取り調べるなら弁護人として立ち会う。無視するなら国賠訴訟を起こす」とも通告したのに、取り調べが続行されたことについて「弁護権を侵害された」と主張した。斎藤弁護士は「被告人の権利を守っていくには弁護士の判断を尊重してもらわないと困る」と述べた。

【福沢光一】1月6日朝刊最終更新:1月6日13時2分

 起訴後の被告人の任意取調べにおいて弁護人の取調べへの立会権があることを前提に、この立会権を侵害して取調べを行ったことをもって「弁護権侵害」と主張する趣旨だろうか…(・_・”)?

元検弁護士のつぶやき: 違法取調べと弁護権侵害