取調べ可視化 最前線

こんな方法で自白を迫られたようです/富山冤罪事件

 東京新聞の記事によれば(亡き母の写真持たされ 強いられた自供 富山の冤罪男性証言

 富山県氷見市出身の男性(39)が強姦(ごうかん)事件で逮捕・起訴され、有罪判決により約二年間服役した後に無実と判明した冤罪(えんざい)問題で、この男性本人が東京新聞の取材に応じた。

 男性は県警の取り調べで“自供”に追い込まれた経緯を「取調室で死んだ母の写真を持たされ、『母に、やっていないと言えるか』と迫られた」などと証言。「疑いが晴れても、失った時間は戻らない」と心境を語った。

  男性によると県警氷見署の任意聴取に当初、容疑を否認した。しかし母親の写真を持たされるなどした上、刑事から「お前の親族が『お前に間違いない』と言っている」と追及され、「親族からも見捨てられた」と感じて容疑を認めたという。

  富山地検高岡支部の弁解録取などで再度否認したが「刑事に『何でこんなことを言うんだ、ばか野郎』と怒鳴られ、今後否認しない旨の“念書”を書かされた」という。

  男性は「調べには『はい』『うん』以外の言葉を使わないよう強要された」とも説明。そう答えているうち、サバイバルナイフとされていた凶器が、男性の自宅から見つかった果物ナイフに変えられたという。

  公判については「否認する気力はなかった。法廷で謝罪の言葉を口にした時は悔し涙が出た」。

 踏み字事件とよく似ていますね。