取調べ可視化 最前線

警察官、取調べ中の少年に暴行!

 香川県坂出署の警察官の不祥事。

取り調べ中暴行の警官、書類送検に-香川県警―四国新聞社

 この手の警察官の不祥事はなくなりませんね。
 警察官の正義感や使命感を疑うつもりはないですが、それが原因で行き過ぎてしまったという弁解だけは何とも許し難い。
 それと、明るみにでた取調べでの不祥事には、警察内部の扱いも比較的厳しいような感じがするが、明るみにさえ出なければ何とでもなる、不祥事について解明しないし処分もしないという極めて甘いという印象を持つ。結局、警察は、被疑者を物理的・精神的に「いじめ」て「追い込む」というのを取調べの手法として温存したいのだろう。

 「踏み字事件」に関し鹿児島地検に告訴がなされていたが、その捜査を高検に移送したという記事があったが、徹底解明、処分等をキチンとすべきだろう。全員無罪になった志布志事件に関しても全く同様だろう。

鹿児島地検、県議選巡る「踏み字事件」を高検に移送 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 高検に期待するところは大きいので、決して期待を裏切ることのないことを強く望むところだが、懸念要素はある。先の富山の冤罪事件の関係で、次のような記事があった。

asahi.com:冤罪の男性が記者会見 警察を「追及していきたい」 – 社会
2007年05月21日13時40分

 強姦(ごうかん)と強姦未遂事件で逮捕され、実刑判決を受けた富山県内の男性(39)が約2年1カ月の服役後に冤罪とわかった問題で、男性が21日正午から、弁護士とともに富山市内で記者会見した。男性は「淡々と『無罪』にしたくない。警察に対しては、なぜ僕のところに来たか、追及していきたい」などと近く開かれる再審への思いを語った。冤罪が明らかになって以降、男性が公の場に姿を現すのは初めて。

 会見したのは、男性と男性の兄、再審で男性の弁護人を務める藤井輝明、小林大介、村田慎一郎各弁護士の5人。

 男性は、取り調べのとき、警察から家族が「お前に違いない」といっていると容疑を認めるように迫られたとして「身内が認めているということを、僕自身が家族の口から聞かされるのが怖かった。兄たちと会って本当のことを知り、兄たちをうらむことはない」などと話した。

 藤井弁護士らは「当然無罪を主張する。有罪になった証拠を吟味したい。疑う余地がなかったのか、なぜそういう証拠が生み出されたのか、を確認したい」と話し、再審では取調官を証人申請するなどの弁護方針を説明した。

 再審の初公判は6月6日に開かれる予定になっている。だが男性が5月中旬に弁護人を変更。新しく弁護人になった藤井弁護士らは「準備が必要」として期日の延期を地裁高岡支部に要請している。

 男性は02年に同県内で起きた強姦と強姦未遂事件で任意で事情を聴かれ、当初否認したが、その後容疑を認め、富山県警に逮捕された。公判中も罪を認め、02年11月に懲役3年の判決を受け服役。05年1月に仮出所した。だが別の容疑者が昨年11月に2事件を自供したため、県警は今年1月、この容疑者を再逮捕した。県警や富山地検は「裏付け捜査が不十分だった」などとして男性は無実と判断した。

 5月21日に記者会見が開かれたようである。
 他方で、同じく富山の冤罪事件に関し、こんな記事もあった。

asahi.com:「取調官恨まぬ」と調書 富山地検、冤罪男性に – 社会

 強姦(ごうかん)事件などで逮捕され、実刑判決を受けた富山県内の男性(39)が服役後に冤罪とわかった問題で、男性は28日、朝日新聞の取材に対し、「冤罪発覚後に富山地検の検察官の聴取を受け、『捜査を担当した県警の取調官と検察官を恨まない』とする調書をとられた」と話した。男性の弁護団は「検察の意図がわからない」と話す。地検は同日、「調書の有無及び内容については回答できない」とコメントを出した。

 男性によると、冤罪発覚から数日たった1月下旬、地検に呼ばれ、検察官とほか1人から聴取を受けた。検察官から「当時の県警の取調官と検察官を恨んでいますか」と質問され、「恨んでいません」と答えた。さらに、「(再審)公判で無罪を証明するための調書」との説明を受けた調書に指印、署名をしたという。

 男性によると、「そりゃあ、恨んでいる」と思いながらも、2対1での聴取に威圧感を感じたためという。

 弁護団長の藤井輝明弁護士は「検察の意図がわからない。これが明らかになればかえって問題が複雑になるのでは」と話した。

 検察庁も闇なのか?

 取調べ全過程を録画しろ!!
 人による調査ではだめ。
 取調べ全過程の録画という方法以外に、どんな方法もない。