取調べ可視化 最前線

取調べDVD録画から「任意性に疑い」ありとして自白調書の証拠請求が却下された事例~大阪地裁

 密室での取調べ状況を録画することの有効性・実効性が示された事例といってよかろう。  警察での取調べでも取調べ状況の録画をすることの必要性・重要性は揺るがない。=>大阪・DVD録画第1号事案

録画から「任意性に疑い」と調書却下、大阪の殺人未遂公判(読売新聞) – Yahoo!ニュース
11月15日3時16分配信 読売新聞

大阪地検が取り調べの様子をDVDに録画し、殺人未遂罪で起訴した大阪市西成区、無職蓮井一馬被告(88)の第4回公判が14日、大阪地裁であった。

蓮井被告は捜査段階で自白調書を作成されたが、公判では殺意を否認しており、西田真基裁判長は前回の法廷で上映されたDVDの録画内容から「取調官による誘導や誤導があった。任意性に疑いがある」として、検察側による自白調書の証拠請求を却下した。

裁判員制度を控え、検察当局は裁判員の負担を軽減し、自白の任意性を判断しやすいよう取り調べの録音・録画を試行。公判でのDVDの証拠採用は全国で4例あるが、調書の却下につながったのは初めて。