取調べ可視化 最前線

可視化論議はするが全面可視化だけは絶対しない~警察庁

 吉村警察庁長官が日本記者クラブでの会見の中で、取調べの録画・録音についての論議は避けて通れないとの認識をしめしつつ、取調べ全過程の録画・録音は取調べの機能を完全に阻害するので到底あり得ない旨述べた模様。

 議論するだけで、終わるかもしれませんね。だって、捜査部門以外が取調べの監視・監督を行う新制度の導入を検討中であり、録画・録音は「×」というのが基本的な考えだから。
 警察庁の対応をよくウォッチしておきましょう。

フレッシュアイニュース:「可視化論議避けられず」と長官 取り調べ録音・録画に柔軟対応~共同通信社

可視化論議避けられない/警察庁長官―四国新聞社
2007/11/30 20:47

 警察庁の吉村博人長官は30日、東京の日本記者クラブで記者会見し、取り調べの録音・録画(可視化)論議について「まったく避けて通ることはできない」と述べ、柔軟に対応していく姿勢を示した。

 検察は取り調べの一部録音・録画を試行しており、吉村長官は「(警察は)制度として録音・録画をしていないが、そのことを頑迷固陋に死守するつもりはない」と説明。「検察庁の状況をよく聞きながら議論を深めたい」と述べた。

 その上で、日弁連や一部の裁判官が求めている全過程の可視化については「取り調べの機能を完全に阻害することになる。到底あり得ない」と強調した。

 警察庁は10月から、裁判員制度導入に向けて刑事手続きの在り方を検討する最高裁と日弁連、最高検による法曹3者協議会にオブザーバーとして参加。同協議会の場で録音・録画について議論を進める。