取調べ可視化 最前線

「有識」を示す内容であって欲しいですね~警察庁有識者懇談会

 12月12日に初会合が開かれたそうだ。「可視化」反対の理由を明らかにするようだが、取調べ過程の録画録音は、録画録音していることによる違法な取調べの抑止と事後的に違法な取調べがなかったかなどをチェックするというところに大きな意義・機能がある。これを人がやろうとすると、つまり「報告書」の作成ということになると必然的に不正確になるし、その「報告書」を警察内部の者や警察となんらかの関係のある第三者であれば、かばい合い・身内意識から一層「報告書」の内容は不正確になる。しかも、「報告書」作成者を雇うことになるので、そのコストは大きいと思う。録画・録音する方が効果的かつ効率的で、しかも客観性がある。
 懇談会で「有識」「見識」が示されることを希望しているが…

「取り調べ適正化に向け有識者懇談会」 News i – TBSの動画ニュースサイト

 鹿児島県議選の選挙違反事件で無罪判決が出るなど、警察の取調べに対し、批判が高まっていることを受け、警察庁は取り調べの適正化に向けて有識者懇談会を開催しました。

 有識者懇談会には「全国犯罪被害者の会」の代表幹事を務める、岡村勲弁護士やプロデューサーの残間里江子さんら7人の委員が参加しました。

 これまで警察では逮捕前の任意の取調べについては捜査状況報告書を作成していませんでしたが、懇談会では「任意の段階でも現場の捜査員は捜査状況報告書を作成すべきではないか」といった意見が出たほか、捜査員の資質自体を問う厳しい意見も出ました。

 また、取調べの過程を録音・録画する、いわゆる「可視化」の問題については、「警察が反対する理由をしっかりと国民に説明すべきだ」といった意見も出ました。

 警察の取調べをめぐっては、今年に入ってから鹿児島県議選・公選法違反事件での無罪判決や富山県での冤罪事件などで批判が高まっています。

 こうした事態を受け、警察庁は取調べの適正化に向け、捜査部門以外の部署が取調べを監督する制度を導入するほか、取調室にマイクや窓を設置することも検討していて、今回の懇談会での意見交換を踏まえ、年明けにも指針を取りまとめることにしています。(12日18:04)