取調べ可視化 最前線

「取り調べ適正化監督規則」

asahi.com:取り調べ規則、来春施行 警察内に監視担当者 – 社会
2008年03月27日17時45分

富山・鹿児島両県警による冤罪・無罪事件を受け、警察庁は27日、取り調べでの禁止行為や監視・監督手続きなどを定めた国家公安委員会規則を新設すると発表した。捜査部門以外の監視・監督担当者に取り調べ中止を求める権限を与え、全警察職員に苦情通報を義務づける。今夏以降に一部試行し、来年4月に全国で施行する。

「取り調べ適正化監督規則」で、同庁が1月にまとめた「取り調べ適正化指針」を具体化した。

規則では、取り調べで禁じる「監督対象行為」として、(1)身体への接触(2)不安を与えたり、困惑させたりする言動(3)尊厳を著しく害する言動――など6項目を規定。「午後10時~午前5時」や「1日8時間超」の取り調べは、本部長や署長の事前承認が必要としている。

警察本部や署の総務部門に設ける監視・監督部署の担当官(取り調べ監督官)は透視鏡で外から取調室内を見たり、報告書を読んだりして点検。本部の担当(巡察官)も定期や抜き打ちで署を回る。違反があれば、事件捜査を指揮する幹部に取り調べ中止や是正措置を求めることができる。

本人や家族、弁護士らから取り調べについて苦情を受けた場合、速やかに監視・監督部署に伝える義務を警察官や職員に課し、事実関係を調査することも定めた。苦情は文書だけでなく、口頭でも受け付ける。

都道府県警は年1回は、監督状況を各公安委員会に報告。警察庁も年1回、国家公安委員会に報告する。

やるとアナウンスしたので、実施するようであるが、手前味噌な感じが拭えない。内部者の監視・監督ではいくらでも隠蔽できると思われる。