取調べ可視化 最前線

朝日新聞デジタル:検事総長「可視化後退させない」 最高検が試行結果発表 – 社会

最高検は4日、全国で約1年間、試行した取り調べの録音・録画(可視化)の検証結果を発表した。取り調べが丁寧になり、容疑者が自ら供述したことを客観的に示せるなどの評価の一方で、可視化によって真相に迫れない問題も指摘。笠間治雄・検事総長は記者会見で「デメリットがある中でどうやってメリットを出すか、取り調べ方法を研究していく。(可視化の取り組みを)後退させる気はない」と述べた。

2010年9月に大阪地検特捜部の証拠改ざんが発覚したことを受け、昨年4月に江田五月法相(当時)が特捜部で「全過程」を含む可視化を試行し、1年後に有効性や問題点を公表するよう指示していた。法相の諮問機関「法制審議会」の部会は、可視化の法制化に向けて年内に方向性を示す予定。今回の検証は、議論の大きな材料となる。

可視化は、東京、大阪、名古屋の各地検特捜部と、福岡、神戸、横浜など10地検の特別刑事部が昨年4月~今年4月に手がけた98件の独自事件のうち91件(93%)で実施。39件(40%)は全過程、52件(53%)は一部を可視化した。7件は容疑者が当初から拒んだ。

引用元: 朝日新聞デジタル:検事総長「可視化後退させない」 最高検が試行結果発表 – 社会.