Archive for 9月, 2005
朝日新聞の記事から
9月27日朝日新聞朝刊に、
検察官による供述調書ねつ造〜佐賀
報道によれば、佐賀市農協背任事件で、検察側が上告せず、元組合長の無罪が確定した(そのほかの報道はこちら)。
この事件では、元組合長は、検察官の主張する犯行の打合せの日時に別の会合に出席していたとアリバイを主張して否認していた。検察官は元組合長に対し取り調べの際「ぶっ殺すぞ」と暴言を吐くなどの行為に及んでいた。さらに、検察官は、農協関係者などの参考人に対しても、元組合長のアリバイを否定する旨の供述調書を作成したうえで、参考人から「会合に出席したかどうかは覚えていない」のでその旨訂正してほしいと訂正を求められても、訂正を認めなかった。
なお、控訴審で、検察官が押収済みの、元組合長が会合に出席していたことを示す手帳のメモの存在が明らかになった。検察官は無罪であることを知りながら元組合長を犯人にでっちあげたことになる。新倉英樹・次席検事はコメントできないと述べているようだが、この取り調べにあたった検察官の処分はどうなるのかなぁ。
白紙の供述調書への署名迫る〜山梨県警で
報道によれば、甲府署JR甲府駅前交番勤務の警部が虚偽有印公文書作成の疑いで甲府地検に書類送検されたらしい。取調室内で行われたのかどうかはよく分からないが、日本語が理解できない日系ペルー人の女性を占有離脱物横領の疑いで取り調べた際、白紙の供述調書に署名させ、指紋押捺をさせて微罪処分の手続をしようとしたらしい。女性の供述をもとに事前に作成していた上申書の内容を白紙の調書の欄に転記したとのことだが、虚偽内容は書いていないとして本部長訓戒にとどまり、懲戒処分には付されなかった。
滋賀県警の巡査部長が取調べ中にわいせつ行為
つい最近、警視庁、大阪府警でも、取調中にわいせつ行為に及んだとして報道され、起訴されたが、今度は滋賀県警。
取調べが密室で行われていることによる病理現象である。「可視化」のない取調室は、警察官の天国なのかもしれない。この病理現象の特効薬は「取調べの可視化」しかないだろう。
誤認逮捕した被疑者に対し取調室で警官が暴行!
報道によれば、滋賀県警虎姫署の警部補(33)が平成17年9月14日特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検されたらしい。6月3日午後11時ころ、窃盗容疑で誤認逮捕した男性の事情聴取中に、男性がかぶっていた帽子で同男性の頭をはたいたり、胸をつかんで前後に揺さぶり、右足を2回蹴ったというのが容疑らしい。
誤認逮捕された男性が犯行を否認するので思いあまって暴行に及んだのだろうか? 暴行に及んだ事情は明らかでないが、密室では警察官のやりたい放題。「誤認逮捕と暴行は別問題」なーんて、首席監察官はコメントしているようだが、ホントに???
それから、「警部補を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にしたほか、虎姫署長ら同署幹部3人を本部長注意 」にしたらしいが、軽いような気がするが…
やはり、「取調べの可視化」の実現、それが第1歩なんでしょうね。








