Archive for 5月, 2006
「被疑者ノート」 in 鹿児島
鹿児島県弁護士会の「被疑者ノート」による取り調べ可視化の取り組みの様子が報道されている。
志布志事件、次回公判で自白調書の採否決定
鹿児島県議選公選法違反事件に関しては、ザ・スクープでも取り上げられ、当ブログでも取り上げた。志布志事件というは別名。
この事件に関し、5/18、KTS鹿児島テレビ放送は次のように報道している。
「<カスペ!>「患者力」で命を守れ!サイテー最悪病院にダマされないぞSP」
5月16日放送のフジテレビ番組です。ご覧になられた方も多いと思います。
ここでなぜ、こんな番組を取り上げるのか?
5月14日に放送されたザ・スクープで
「裁判員制度導入と取り調べの可視化」が取り上げられています。現職裁判官へのインタビューもあります。動画配信されていますので、一度ご覧下さい。
これを見れば、取調べの可視化がとても大切なことがよくわかります。
=>ザ・スクープはこちら
なお、この番組は、最高検が5月9日に「取調べの可視化」を発表する前に収録されていたと思われますが、最高検の「取調べの可視化」をも的確に批判しています(つまり最高検の発表した「取調べの可視化」に重大な問題があるのを図らずも明らかにしたともいえるでしょう)。
やはり、
警察・検察を問わず、およそ取り調べの全過程を録画・録音しなければならない
そうならない限り裁判員は判断できない
明々白々です。
「警察は検察に追随することはない」
検察庁は、裁判員裁判の実施を控え、「取調べの機能を損なわない範囲」という条件付で取り調べ過程の録画・録音を試験的実施することに踏み切った。
これに対し、警察庁はそんなことは「やらない」と公言した。
asahi.com:取り調べ録画、「検察に追随しない」 警察庁が方針-社会警察庁の漆間巌長官は11日、検察官による容疑者の取り調べを録画・録音する試みが7月から始まることを受け、「警察は検察に追随することはない」と定例会見で述べ、警察の取り調べを録画・録音する考えはないことを明らかにした。
最高検によると、ビデオ撮影をするのは、裁判員制度の審理対象となる殺人などの重大事件で、送検後、担当検事の判断で、容疑者の自白が公判の争点になる可能性がある場合、容疑者に告げたうえで撮影する。
漆間長官は「警察は第1次捜査機関として、動機や共犯者の割り出しなど事件を解明するために取り調べをしている。録画・録音はそれを阻害し、犯罪の検挙に多大な影響がある」と述べた。
警察庁の漆間巌長官の「?言」である。簡潔ではあるが、これまでの法務省の公式見解の枠組みから決してはずれることのない見事な「お手本」である。
ところで、あなたなら「?」にどんな文字を入れますか?








