Archive for 5月, 2007

警察官、取調べ中の少年に暴行!

 香川県坂出署の警察官の不祥事。

検察庁での取調べの録画DVD

 昨年5月、検察庁が、ある特定の事件について、検察官による取調べ状況の一部の録画を試行すると発表し(=>「検察官による取調べ」のみの可視化ってどうよ?)、その後今年の1月、全国で試行することが発表された(=>検察庁での取調べ録画・録音、全国で試行へ)。

「被疑者ノート」の威力

 先の3月終わり頃に大阪弁護士会で行われた経験交流会「自白強要といかに闘うか~『被疑者ノート』の実践~」でも被疑者ノートの活用により、被疑者の側から取調べの可視化を行う被疑者ノートの実践についての報告・シンポジウムが行われた。そこでも、被疑者ノートが現時点で録画録音による取調べ可視化の代替的な役割を果たしており、その証拠としても相当な威力があることが明らかになった。

緊急企画・取調べ可視化シンポ~2007.6.6 by 日弁連

 来る 2007年6月6日(水) 18:00~20:30、弁護士会館2階 講堂クレオ(東京都千代田区霞が関1-1-3(地下鉄霞ヶ関駅B1-b出口直結))にて、シンポジウムが開催されます。

供述調書の全ページに署名or指印させても任意性の確保にはならない!

 警視庁が、被疑者の供述調書の内容に誤りがないかの確認を徹底するため、「読み聞け」と「閲覧」を徹底し、供述調書の全頁に署名か指印(押印)を求めるという「新方式」を始めるらしい。
 しかし、もともと、供述調書は一人称の物語形式である。取調べにおいて、捜査官と被疑者の問答が一言一句正確に記録されたものではない。供述調書では、被疑者が情報を提供したのかそれとも警察官が提供する情報を否定できなかっただけなのか、否定できなかったのは警察官による利益誘導や威迫や偽計があったことによるのではないかなど、具体的な取調べ状況やコミュニケーション過程は一切わからない。