Archive for 11月, 2007
可視化論議はするが全面可視化だけは絶対しない~警察庁
吉村警察庁長官が日本記者クラブでの会見の中で、取調べの録画・録音についての論議は避けて通れないとの認識をしめしつつ、取調べ全過程の録画・録音は取調べの機能を完全に阻害するので到底あり得ない旨述べた模様。
自白の任意性と取調べ状況の録画
大阪地裁で、取調べ状況の録画がないとの理由で、自白調書の証拠請求を却下していた模様。
先日、取調べ録画DVDを証拠として取調べた後自白調書の任意性に疑い有りとされた事例についてこのブログで取り上げたが、今回は録画がないとの理由である。画期的な判断といえよう。同様の事例が集積されていくことが望ましい。今後に大いに期待したい。
「自白の信用性に疑問がある」として無罪となった事例~広島地裁
自白調書の信用性が否定されて12人全員無罪となったのが鹿児島県議選違反事件(いわゆる志布志事件)だったが、今般、広島地裁で、保険金目的での殺人、現住建造物等放火などの罪に問われた被告人が自白の信用性に疑問があるとして無罪とされた。
取調室にのぞき窓とマイク設置?
警察庁は取調べの監視・監督を捜査部門以外が行う新たな制度の導入を検討していることは既にこのブログでも紹介した。
本日26日に開催された全国公安委員会連絡会議で、吉村警察庁長官は、そのあいさつのなかで取調べの録音・録画(可視化)について触れ、「警察庁としての考え方を検討して、一定の方向性を出したい」と述べた模様。そして、取調室にのぞき窓やマイクを設置して取調べの様子を外部から監視・監督できるように検討していることを明らかにした様子。
裁判員シンポでの取調べ可視化の訴え~佐賀県弁護士会
11月17日に佐賀市で開かれた裁判員シンポで、志布志事件で無罪となった藤山氏がパネルディスカッションの中で取調べの可視化の必要を訴えたとのこと。
鹿児島の冤罪被害者、シンポで取り調べ可視化訴える : 地域版ニュース九州 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)








